今日はBLEEZEについて書きましょう。もちろん言わずとしれた50枚目のシングルであり、TERU作詞作曲の潔い直球ソングです。
この曲についてどうしても書きたいことがあります。初めてこの曲を聴いたときからどうしても頭から離れないこと。それは
真夏にかき氷を食べるような歌だなあ
ということ。イメージ湧きますか?
歌詞がメッチャ熱いのに、とても涼しげな音
BLEEZEで印象的なのは歌詞の熱さ。熱量です。
- 真夏の愛
- 首筋滲んだ汗
- 指先触れ合った熱情
- 焦がれた熱い想い
- 燃え上がる鼓動
ね。とても歌詞がアッツイでしょ。
で、これに対して音がとても涼しげなんですよ。特にキーボードの音が鈴や風鈴のような涼しさ。全体的にギターの音も歪み過ぎずに爽やかですが、キーボードは特にかき氷のような涼しさを突き刺してきます。
たとえば
- 歌い出しのキーボード
- イントロ、イントロからAメロに移る部分
- サビの胸は「胸は高鳴り躍る」の直後
- Aメロの右チャンネルTAKUROのギターのクリーンギターの歯切れの良さ
などですね。
そして、そもそもBREEZEという単語は「そよ風」や「微風」という意味だったりします。(BLEEZEはBREEZEを誤って表記したのだと言われている)
少し前にSEA BREEZEっていう清涼系の化粧水とか制汗スプレーが流行りましたが、あれもアピールしようとしていたのは「涼しさ」でした。
つまりBLEEZEという曲名には涼しげな印象を持ちますが、歌詞がメッチャ熱い。このギャップは冬にコタツに入りながら窓を全開にしたり、夏に冷房をガンガン効かせて布団に入る気持ちよ良さに似ています。ギャップ萌えってやつです。
BLEEZE (Album Ver.)は秋に聴くために作られた?
MUSIC LIFEのBLEEZEは(Album Ver.)と書かれています。どこが違うのだろうかと思いながら聴いていましたが、全然違いがわかりませんでした。しかしラストが違ったんですね。歌詞カードを見ても分かる通り、歌詞が追加されています。
真夏の微風(そよかぜ)に吹かれたこの恋は
静かな時間(とき)を過ぎ愛へと変わってゆく
うーん!!!微風(そよかぜ)が来ました!まさにBLEEZE!もしかしたらこのフレーズまであって、「BLEEZE」という曲は完成なのかもしれません。BLEEZEはGLAY EXPO2014のテーマソングでしたし、上述した通り気持ち良いくらいの真夏向けの歌でした。それもかき氷が似合うくらい真夏にちょうど良い歌。
それを11月発売のアルバムで聴くことにちょっとだけ抵抗がありました。ほんのちょっとね。夏が寂しくなっちゃうんじゃないかと。でも違いました。この最後のフレーズが全てを解決してくれました。ぜn
endless summer breeze の後のとてもしっとりとしたこの2行のフレーズは、急に季節が夏から秋へと変化したことを物語っています。
歌詞こそ「真夏の」とありますが、ここでは「そよ風に吹かれたこの恋」という様に過去形になっています。秋以降に振り返ったということですね。そしてこれはTAKUROお得意のフレーズ「恋→愛」が炸裂しています。真夏に始まった恋が、季節を経て今は愛に変わっていくんだよ。気づいていますか?という投げかけのようにも聴こえます。なんだかこの部分は都忘れの「春に芽生えた恋心→計画を練る夏の午後→・・・」を思い出しますね。人によってはSORRY LOVEを思い出すかも。
endless summer breezeということは、「真夏のそよ風(に吹かれたこの恋)よ、終わらないで」ということなのかもしれません。だとすれば、BLEEZE自体が真夏の曲というよりは秋以降の曲といえるのではないでしょうか。夏音みたいですね。
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