※内容の一部にセトリなどが含まれる為、ネタバレNGの方はご注意ください。
※このレポートは脳内RECという記憶だけを頼りに書いておりますので、メンバーのMCなどは、大体こんなんやったはず!で書いておりますご注意ください。
※非常に長いため、読む気力がない方はご注意ください。
※当人、ヒサヲタの為、贔屓目に書かれる場合がございますので、『HISASHIのことなんかいいからリーダーのこともっと書けよ~』という方はご注意ください。
※敬称略
【ビデオシューティングで出し切ったGLAY兄さんのその後のパフォーマンスは果たして!?~Miracle Music Hunt+ 長崎ブリックホール~】
大興奮のままに幕を閉じた横浜アリーナ公演から3日、、、
来たる2月11日(水)AM9:30
朝から長崎の天気は優れない。
厚い雲が空を覆い、今にも雨が降り出しそうな天気…その理由を、理由と書いて『ワケ』をGLAYファンなら誰しもが知っていることだろう。
そう!雨男改め、GLAYの小さい方のギタリストHISASHIが長崎に上陸するというのだ!!
HISASHIの行く所には、雨雲がついてまわるという伝説を持つだけあって、長崎の空もHISASHIを出迎える準備をしていたようだ。
むしろ雨雲がHISASHIより先に前乗りしてしまったらしい。
PM2:25
長崎の空からついに雨が降り出す。
雨雲のご主人様はいつの間に長崎に上陸したかは不明だが、長崎にいるのは間違いないようだ。
そんな歓迎の雨の翌日。
2月12日(木)
ついに4年ぶりとなるGLAY長崎公演当日を迎えた。
この日の長崎の天気はというと、晴れ男TERUに押し切られるかたちで長崎の空から雨雲が去って行った。
あ~あぁ~長崎~は~~今日も~雨ぇ~だ~った~~♪
のはずなのに、、、
『今日降らないでどうする~!!!』というHISASHIの心の声が聞こえるようだ。
※このエピソードは後半登場予定
長崎ブリックホール周辺は、まだ午前中ということもあり、参戦するGLAYファンの姿は疎らだ。
天気も更によくなり、陽も暮れ始める頃、会場には思い思いの格好をしたGLAYファンが集まりだす。
ハイコミをしたりと、それぞれの時間を過ごし、ついに開場。
それぞれが抱えているであろう日頃の辛いことも悲しいことも、チケットと一緒に握り締め、希望と興奮に満ちた表情で席に着く。
開演間近となり、今か今かと待ち望むファンの熱気は増し、会場内に手拍子が響きわたる。
会場内の音楽と共にライトが消え、ステージ上に浮かび上がる『GLAY 20th Anniversary』の文字。
会場内の熱気は最高潮に達し、メンバーのシルエットが現れる。
ギィエェェェェエェェエエェェエ!!!!!←これ自分
幕が上がり登場するメンバー。
割れんばかりの歓声とともに、Freeze My Loveの前奏が鳴り響く。
メンバーは序盤からトップギアのまま続いてTAKUROのギターがポロリンポロリンと鳴り、皆が月に祈った。
最初のMCで、会場からは『おかえり~!』の声。
TERUから、前回長崎に来た時のことをよく覚えていて、会場入りする車の中で『ここを左に曲がるんですよね~』なんて言ったら運転手さんに『よく覚えてますね~』と言われたというエピソードが飛び出す。
そしてJIROからは『俺ね~、皆よりテンション高いよ!テンション上がりすぎて、最初の曲でここのボタン(シャツの第一ボタン)飛ばしたからね』という告白。
続いてTERUとHISASHIが向き合い、THINK ABOUT MY DAUGHTERが颯爽と鳴り響き、黒く塗れ!、1988とHISASHI曲が続き会場の熱気は増していく。
TERU『いや~、マニアックすぎたね(笑)自分でやっておきながら』と序盤のセトリがマニアックだという話になる。
それを聞いていたHISASHIがついに口を開く。
『人の曲を!黙って聞いてりゃ、やれマニアックだの何だの!たまたま2曲続いたからって!!人の曲をマイナー呼ばわりして!!』と反論。
『みんな1988歌ってたじゃねぇか!1988何のアルバムに入ってるか知ってる?』というHISASHIの問いかけに会場に何とも言えない空気が流れる。
慌ててHISASHIは『どうしてもHISASHI曲はマニアックになっちゃうんです』と開き直った様子。
ここからバラードが2曲続く中、Eternally終わりで静まり返る中『たくりょー!』と可愛い声援に会場から笑いが起きる。
その空気にも負けず、つづれ織りのTERUの歌声が一瞬にしてしんみりとした空気に変えていく。
だが直後に事件は起きた。
『どうも~(小声)』会場爆笑。
TERUは自分で作り出した雰囲気を自分でぶち壊したのだ。
なんともTERUらしく愛おしい。
『どうもはねぇーだろ!どうもは!!』とJIROの鋭いツッコミに対し『だって何て言ったらいいかわかんなかったんだも~ん。いつもなら大体名前を呼ぶ声援が入るのに無音だよ!?』『TAKUROなら何て言う?』とTAKUROへの無茶ぶりも何とも憎めない。
無茶ぶりされたTAKUROは『・・・俺!!?』と驚いた様子。困り果てた末に絞り出した言葉は・・・
『・・・どうも~かな(笑)』
一同大爆笑。
『でしょ~?』と得意気なTERUが曲終わりをもう一度再現しようとスタッフに暗転を促す。
静まり返る会場。暫くして、
『TERU~』
『TAKURO~』
『HISASHI~』
『JIRO~』
とメンバーを呼ぶ声。
『どうも~~!!!』
先程とは打って変わってキラキラオーラを振りまきながらタースーが照らし出される。
そんなやり取りを経て、今回のアルバム『MUSIC LIFE』パートへと突入していく。
EXPOの日の空を思い出すかのように、『BLEEZE』が鳴り響き、そのまま一気に『疾走れ!ミライ』まで駆け抜けていく。
※疾走れ!ミライあけのMCは、HISASHIに夢中だった為覚えていませんすみません。
はぁ~~ひさし…
おっと!心の声が漏れてしまったww
『祭りのあと』『浮気なKISS ME GIRL』『妄想コレクター』へと続いていく。
『浮気なKISS ME GIRL』では虹色ズラーが2階席に届く勢いで投げ込まれる。TERU肩強し。
『病に倒れたことがなくても、辛かった出来事や、それぞれの大切な人のことを思い浮かべながら聴いてください。』というようなTERUの言葉から『hospital pm9』へと移る。
椅子に座りアコースティックギターを構えたHISASHIに目を奪われ心を奪われたのはこの私です。←
そのまま終わりへと向かって進み、TERUのMCへと続く。
『僕らは解散しないバンドとして20年続けてきて、これからも30年40年、50歳60歳になってもやっていくわけだけれども、みんなは20年続けてきたこととかある?』
『GLAYファン!!!』と会場からの声。
『じゃあこれからもGLAYを趣味にしてもらって…趣味じゃないか(笑)人生の糧にしていただいて…』という話から、『MUSIC LIFEという曲は、僕らが夢見て頑張っていた頃を歌った曲』という思いを話し、いよいよ本編ラストの曲へと入っていく。
『金髪のアルバイトだって真面目さが取り柄だったよ』でHISASHIを指さすTERU。
MUSIC LIFEのあの頃と変わっていないであろうメンバーの音楽を心から楽しむ姿に、会場の一人一人の顔にもより一層大きな笑顔が咲き、幸せな空気に包まれたまま本編は幕を閉じた。
『もってこーい!』
『アンコール!アンコール!』
『もってこーい!!』
長崎くんちでアンコールを意味する『もってこーい!』の長崎ならではのコールとともに、すぐさまアンコールが会場内にこだまする。
暫くして、キャー!という会場の声援とともにメンバーが登場。
お、おや!?TAKUROさん…
スタッズや装飾品がたくさん付いたライダースジャケットで一人キメるリーダーの姿に会場がザワつく。
『アンコールありがとう!それではねぇ、メンバーの声を聞いていきましょうか!』とメンバーのMCコーナーへ。
『まずはTOSHIー!!!』
『ありがとうございまーす!昨日長崎に入ったんですけど、もう空港から降りた時から…あ、空港から降りたじゃないや(笑)飛行機から降りた時から九州の匂いなんですよ!やっぱり九州は落ち着くね!』
会場からは『おかえりー!』の声。
この後、都城が地元のTOSHIは気持ちが前のめり過ぎて、『明後日の都城』を『明日の都城』と間違えたのであった…
『続いて、SEIちゃーん!』
つづれ織りの最初のTAKUROとのセッションが今日凄くいいかんじでできて、セッションが上手くいった時は大体イントロで間違えるのだが、今日はどちらとも上手くいって凄く嬉しい、めちゃくちゃテンション高い、という話をした直後にそれは起きた…
TERU『キーボード&S〇X!SEIちゃーん』
!!!!!!!!!!!!!!!!!
SEIちゃん『今ちゃんとサックスって言ったー!?』
『うははははは!』本気で照れ&爆笑のTERU。
そしてトドメを刺すTERU。
『だってTAKUROがいつも言うんだも~ん』
S〇Xと言ってしまったのはTAKUROのせい。
もう一度繰り返す、S〇Xと言ってしまったのはTAKUROのせい。
思わぬところでとばっちりをくらうリーダーであった…。
気を取直して、
『JIRO~!』
『俺、大阪で長年ラジオをやってるから、大阪はプレッシャーだったんだよね。そんな大阪も終わって、横アリのビデオシューティングも終わって、友達に見せたりもして、俺ね~、今日リラックスしてる!』
『肩の荷が降りました!(両肩に手をやりバンザイポーズ\(^o^)/)俺今日やばいよ!?テンションあのぐらい!(上を勢いよく指さす)ベースこんぐらい!(胸の位置)』
『でも残りのアンコールはもっと丁寧にベース弾きます!(笑)』
『俺、また長崎に戻ってくる明確な理由が見つかった!!!だから絶対に長崎に来るからその時まで待っててよ!』
といつになく上機嫌なJIROに会場も盛り上がる。
『HISASHI~!』
『えー、只今ご紹介に預かりました、Mr.マニアック、帰ってきたマイノリティーHISASHIです!』
『もう冒頭からみんなマニアックマニアックって~!2000人の前で人の曲をマイナー呼ばわりして!!』
『そういえばこの前、スピリチュアルな人にみんな見てもらったんですよ!そしたら、あなたは雨ですって!俺の行く所には雨雲がついてまわるという…』
『でもね、、、今日降らないでどうする~!!!』
会場爆笑
※この後TERUが前川清氏の『長崎は今日も雨だった』を歌うのだが、音程が全く違い、リーダーにそれはBメロみたいだ!と言われたので割愛。
そして最後は感謝を述べるHISASHI。
『TAKURO~!』
『今日は長崎の皆さんにかっこいい姿をお見せしようと思って、東京から一張羅を持ってきました!!!』
会場爆笑。
(ワタクシ、この日1番爆笑したのは内緒の話)
『えー、只今長崎で重大ないじめが発覚しました!!!人が一生懸命作った曲をマニアックだのマイナーだの…』とHISASHIを庇った後、Only yesterdayのギターソロを自分なのにHISASHIと間違えられるという話をしていると…
HISASHI『でも”ギターHISASHI”は間違いではいないからいいんじゃない?』
TAKURO『皆さん聞きましたか!?HISASHIさんの心は寛大ですね!!俺はいじめが何だの言ってたのが恥ずかしい!!!』
庇ったHISASHIに恥をかかされるリーダー。
そして長崎といえば蛭子さんという話から、福山さん~など長崎出身者を挙げるが、長崎出身者をググると蛭子さんが1番に出てくるからということで、結局は蛭子さんの話へ…
『僕達はテレビに出る機会も少ないですが、もし、蛭子さんにお会いする機会がありましたら、長崎のみなさんはとてもあたたかく盛り上がってくださって、これで僕らは自信を持って30周年、40周年と頑張っていくことができそうです、と言います。』とのこと。
そして最後のTERU。
アリーナをやってると、ホールの客席の近さに慣れず恥ずかしい、横の花道にも恥ずかしくて一回しか行けなかったという話をしていると、『ちゃんと元取れよって言ったの誰だよ!』とTAKUROの横槍が入る。
※この日TERUは冒頭で、高いチケット代払ってきてるからちゃんと元取って帰れよ!と煽った。
そして前回長崎に来た時に1階席の真ん中の通路に行ったというエピソードから、お触りなしなら行ってもいいよということになり、アンコール1曲目の生きてく強さが始まった。
TERUは約束通り、曲の途中で客席へ降りる。
慌て出すスタッフ。
そして【お触り禁止】のTERUに群がる人人人。
ここで私は言っておきたい。
GLAYは約束を守るバンドとしてファンの間では有名だけれど、そのファンはどうしてこんな小さな約束も守れないのだろう?
当然ながら全員ではなく、一部になるけど、その一部がファンの印象を変えてしまうことをわかってほしい。
何のための座席指定かわからない。
そして何より本当に危ないです。
EXPOのときも聖火台からメンバーが降りてくる時、人が殺到して大変だったようです。
メンバーもお触りはダメと言っていたし、あんな階段で人が群がるとメンバーも本当に危ないです。
怪我をさせてしまうと元も子もありません。
メンバーに限らず、誰かが怪我をすると、せっかく一生懸命ファンの為に作り上げてくれたLIVEを、メンバーの思いを、壊してしまうことになります。
今回の長崎でのTERUの行動は、後ろの人にも楽しんでもらいたい、喜んでもらいたい、そんな気持ちだったのだと思います。
メンバーに触れたい気持ちはよくわかります。私ももちろんそうです。
でも、メンバーを思えばこその我慢、ルールを守るということは本当に大切だと思います。
ハートは熱く、頭は冷静に!
みんながルールを守って、楽しいLIVEにしましょう!
堅苦しくなってしまいましたが、最高のLIVEだっただけに、そこだけ気になったもので…( ; _ ; )
そして!きました!
彼女のモダ~~~ン!!!
会場の熱気は最高潮に達し、拳を突き上げそれぞれに荒れ狂う…私も荒れ狂う…(笑)
そのままの熱を持ってFAME IS DEADへと繋がっていく。
メンバーと客とが気持ちをぶつけ合う。
割れんばかりの大合唱と、大歓声のまま全ての曲目が終了。
何度も何度もありがとうと叫びながら、メンバーはステージを後にした。
興奮冷めやらぬまま、一人二人とまた『もってこーい!』『アンコール!』の声が聞こえ始める。
すると!メンバーが再び登場!!
JIROはビールを片手に、ステージ上で乾杯!
本当に最後となる曲は『都忘れ』
その歌声、メロディ、歌詞、全てがメンバーの思いと会場全員の思いを乗せ、一体となって、長崎の街に溶けていくようであった。
メンバーが何度もありがとうと叫べば、会場からもたくさんのありがとうの声。
ポタポタとこぼしビールを勢いよく飲みながら去って行ったJIROの姿が、この日の最高な気持ちと楽しさを物語っていたようだ。
メンバーが去ったステージには拍手が送られ、メンバーがいないにも関わらず、ありがとうの言葉が飛び交う。
たくさんの笑顔に包まれ、熱気に満ちた幸せな空間は、夜になり冷えきった長崎の空へと解き放たれ、それぞれがそれぞれの日常生活へと戻っていくのであった。
幸せな気持ちと、明日を生きる力と、希望と、チケットの半券を握り締めながら、、、
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あとがき
最後の方カッコつけすぎて、自分で笑ってしまいましたww
※普段はこんなキャラではありません。ただの変態ヒサヲタです。
長い長いレポートを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
依頼を受けて書き始めたものの、夢中になりすぎて思いが溢れすぎてこんなに長くなってしまいました。
このレポートの全ては脳内RECと、個人の考えによるものですので、一切の文句は受け付けません(ง ˙ω˙)ว
改めて、GLAYが好きでよかったと心から思えるLIVEでした。
地方のファンのことも考えてくれて、自ら会いに全国をまわってくれる。
その気持ちが本当に嬉しくて、ありがとうの言葉しか見つかりません。
何度ありがとうと言っても足りないくらいです。
愛に溢れて、あたたかくて、優しくて、言葉以上のものを持っているGLAYの音楽。
20年続けるということは、容易いことではありません。
これまで歩んできた彼らの道程が、今のGLAYを、GLAYという人柄を、そして音楽をつくっているのでしょう。
だからこんなにも、言葉以上のものが伝わってくる。
あ~~~GLAYの音楽がこの世あって本当によかった!!!!!
本当にありがとうございます。
また長崎に来てくださいね♪
心からお持ちしております!!!
以上、脱け殻なうのヒサヲタでした!!
幸せな時間でした(*´-`*)
客席降りるとき、引っ張らないならプロレスの登場みたいに“ポンポン”肩触るぐらいならいいよ!ってTERUさん言ってた。と思う。